okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

Charisma.com(カリスマドットコム)、最強伝説

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いつもライブチケットなどを予約している「e+(イープラス)」から突然、ライブご招待のメールが届いた。
なんと、かねがね行きたくとも、なかなか機会がなかった「Charisma.com(カリスマドットコム)」のライブに、5組10名をご招待するとのご案内。
ワンマンじゃないけど(3マン)、無料だしダメもとで応募してみたら、なんとライブ前日に当選通知のメールが!
開演は7月14日の19:00なので、慌てて当日は会社を早退する段取りを行う。

 

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そして当日。
溶けそうな暑さの中、渋谷は道玄坂の「duo MUSIC EXCHANGE」へ。

コインロッカーに荷物をぶち込んで身軽になって会場に向かったら、「こちらではなく隣のライブハウスです」だって!会場間違えた!
照れ笑いしながら隣のライブハウスに向かったら、逆に我々が最初に間違ったライブハウスと勘違いして「duo MUSIC EXCHANGE」にやってくる人が結構いた。
ここ道玄坂はラブホとライブハウスのメッカで、ライブハウスが林立している地帯。
慣れないと、思わず違う会場に行く人も多いんだろう。

 

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しかし受付でもらった入場券の整理番号は350番台。

 

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入場はほぼ最後やんけ!まぁタダなのでしょうがない。

つーことでライブ会場内へ。

 

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『SOGO TOKYO presents POP in the DARK ~真夏の夜のサンカクカンケイ~』

 

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今回は3マンってことだが、まずはオープニングアウトの柴田ゆうちゃん。
高知の4人組ガールズバンド「sympathy」のメンバーで、他メンバーが上京するまで東京で1人で活動中だそう。ビッグになって欲しい。

 

3マンの1組目は、「ミオヤマザキ」。
男女4人組バンドで、顔出ししないらしい。
確かにボーカルのmioさんの顔、ライブ中もよくわからなかった。

なかなかエキセントリックでかっこいい楽曲。これは人気あるのもわかる。

しかし驚いたのが、ファンの女の子たちの振り付け!
いきなり「連獅子」みたいに頭を振り回すので、髪の毛が隣の男子や自分の腕に当たる当たる。爆笑してしまった!可愛いファンの女の子たち。

 

2組目は「Shiggy Jr.」。
こちらも男女4人組バンドで、とにかく機材が多い。
なんとなく「いきものがかり」をロックっぽくしたような楽曲。

 

そしてお待ちかね、「Charisma.com」。
やっとの登場だけど、この時点でもう21:00。3マンはつらいぜ。

前バンドの沢山の機材が片付けられ、舞台に据付けられたのはDJブース1個のみ。

 

そして現れる、「MCいつか」と「DJゴンチ」。
DJゴンチは限りなく可愛い。MCいつかは限りなくかっこいい。

 

YoutubeでみるライブでのMCいつかは、「なんか自民党、感じ悪いよね」くらい偉そうなイメージで(悪い意味ではなく)、今回初めて生でみたMCいつかは、やはり動画と同じで観客に対しては上から目線。

 

でも、それでいい。
それだけの自信を纏った彼女の歌唱の超絶技巧なこと!
あの長くて複雑なリリックをこともなく歌い上げるスキルの高さよ!

カリスマの曲、一人で練習してるけど絶対歌えないし。歌詞に追いつけない。


DJブースたった1個だけで、これだけ観客を熱狂させるアーティストってそうそういないだろう。

「Charisma.com」、自分のなかでは日本で一番かっこいい音楽グループ。
3マンなので楽曲も少なかったけど、もの凄く満足できた。あぁワンマン行きてぇ!

 

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というかさ、「Charisma.com」でググったら有無を言わさず、ワケのわからない海外の会社のホムペに飛ばされるの、やめてくんないかな!

 

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『ハクソー・リッジ』 感想

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メル・ギブソンといえば昨今はすっかり暴れん坊のイメージだが、しかし彼の監督作は、どれもハチャメチャでとにかく面白い。

ということでメル・ギブソン監督作『ハクソー・リッジ』。

主演は『アメージング・スパイダーマン』や『沈黙 -サイレンス-』のアンドリュー・ガーフィールド。

 

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『ハクソー・リッジ』といえば沖縄戦での日本軍との激しい戦闘シーンが話題だが、戦闘シーンの残虐な描写が話題になった戦争映画といえば、なんといっても『プライベート・ライアン』が有名。
冒頭のノルマンディー上陸作戦シーンを初めて劇場で観たときは、「わ、こんなにリアルな戦場での人体損壊を描いた作品は初めて」とビックリした。
あまりに冒頭シーンが衝撃過ぎて、それ以降のメインのストーリーが殆ど記憶に残っていないため、『ハクソー・リッジ』を観に行く前日に、Amazonプライムで久しぶりに鑑賞したんだけど、
…これが傑作映画…
すごい名作。第二次世界大戦をここまでリアルに描いた作品は初めてではないだろうか。これはもう1度、今度は劇場で観たい。

 

『ハクソー・リッジ』は実在した戦争の英雄がモデルで、メル・ギブソンは監督業をオファーされただけなので、ストーリー自体は「まとも」というか直球なんだけど、主人公の描写や戦闘シーンでは、やはりメル・ギブらしさが出ている演出だった。

 

主人公のデズモンドは敬虔なキリスト教信者で、そしてあることがキッカケで不殺の誓いを立て、衛生兵を志願して入隊した陸軍では、武器を手にすることを拒否して軍法会議にまでかけられる。


…つーか、IT企業に入社してきた新入社員が、「僕、信条があってパソコンには一切手を触れることができないんです!キリッ!」
とか言われたら、上司も同僚も、「え゛っ!?」てなるだろう。


あと、たまたま病院で見かけた看護婦のドロシーに一目惚れして、翌日にはデートに誘って、映画館で彼女の横顔をジーッと見つめ続け、彼女が不審がる。
これ、彼女がいい人だから良かったものの、一歩間違えたらかなりキモい人じゃない?
なんとなく、マーティン・スコセッシ監督『タクシードライバー』の主人公トラヴィスが、デートに誘ったインテリ女性をポルノ映画館に連れて行き、彼女を激昂させたシーンと被ってしまった。
どう見てもこの主人公は、「ちょっとおかしい人」で、こういったどこかイカレた人を、演技派アンドリュー・ガーフィールドが見事に演じてるんだけど、このキャラクター設定や演出には「メル・ギブらしさ」を感じてしまう。

 

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そして戦闘描写。
過去の監督作でも十分に発揮された残酷描写を、『ハクソー・リッジ』でも存分に見せつける。人が機関銃で撃たれたり、爆弾の直撃を受けたら、こんな風な挽肉になるんだよ、無残な姿になるんだよ、と十分に教えてくれる。

 

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ただ、『プライベート・ライアン』などである程度のグロ耐性がついてしまい残虐シーンにも慣れてしまっているのか、それほどの衝撃はなかった。
むしろ、本作に比べてバジェット的には物凄く小さい、塚本晋也監督『野火』の戦闘シーンのほうが、グロいといえばグロかった。

 

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いやそれにしても、日本兵は怖い!
『プライベート・ライアン』は、相手は泣く子も黙るドイツ兵だけど、まだ同じ欧米人同士。敵兵に対して得体のしれない恐怖まではない。
しかし、『ハクソー・リッジ』の敵は、バンザイ・アタックしてくる不気味な日本兵!
ふんどし一丁で白旗上げて降伏してきたかと思ったらいきなり手榴弾で自爆されて、そら怖いわ!

 

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日本兵との戦闘シーンは、半分ホラー要素もあるな。。

でも本作は、日本側を必要以上に悪く描いていない。

 

『プライベート・ライアン』や『ハクソー・リッジ』を観て、妻は女性目線で、なんで人間はこんな無意味なくだらない殺し合いをやるのか…と今更ながらの感想を漏らしていたけど、でも、やっぱりその通りで。

そんな地獄のような戦地にあって、アンドリュー・ガーフィールドが演じた主人公の行動は、まったく無意味な行いながら、とてつもなく意義があって、とても感動させられる。

『プライベート・ライアン』、『野火』、そして『ハクソー・リッジ』。
戦争の悲惨さと虚しさを強く伝えるこれらの作品は観るべきで、そして『ハクソー・リッジ』もやはり、劇場で観るべき作品。

 


映画『ハクソー・リッジ』予告編

  

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