こんにちは!
先日、地元ながら初めて訪れた石川県羽咋市の「コスモアイル羽咋」。
ここは、石川県でもある種の珍スポットだそうですが、珍スポットといえば、自宅からさらに近場には、全国的にも珍スポット、B級スポットとして名高い『ハニベ岩窟院』があーるじゃないか!
・・・ということで、改めて基本に立ち戻ろうということで、地元民にとっては密かな心のふるさと、『ハニベ岩窟院』に久しぶりに訪れることにしました。
石川県民であれば、子供の頃にバス遠足などで1度は訪れたことがある観光地であるが、なぜか地元民のリピーター率が低い場所でもあります。
妻も小学生くらいにバス遠足で1度行ったきりだそうで、久しぶりに行ってみたい、とのこと。
私自身は社会人になってから1度か2度、再訪したことがありますが、細かなディテールは忘れているので再確認の意味もこめて。
自宅からは車で1時間弱なのですが、カーナビのデータが古いのと、やはり周囲は未だに何もない僻地ということで、辿り着くまでちょっと苦労しました。
土曜日の午前11時頃に着いたのですが、駐車場にはまだ1台も車がない。
休日の午前というのにちょっと寂しい感じです。
我々が入場してから、やおら建物紹介の館内アナウンスが鳴らされました。
昔の遠い記憶と比べると、思ったより廃墟感が漂っており、さすがに全国的には有名な珍スポットといえども、どちらかといえばマニア向けな施設。
少しづつ寂れてきてるのかもしれません。
いよいよ洞窟の中へ。
初代院主・都賀田勇馬(つがたゆうま・1891-1981)氏作と思われる仏像と、
二代目院主・都賀田伯馬(つがたはくま)氏作と思われる地獄巡りなどのオドロオドロシイ彫刻が織りなす独特の空間。
・・・なぜか、懐かしのシーマンが。
★★★★★
目が光る! 発光ギミック。
・・・と、まぁ全体的に作品のクオリティはそれほど高くありません。
妻も、なぜ自分がココに来たがったのか理解できない・・・といった様子でした。
洞窟を出て、少し険しい山道を抜けると、広場にぽつんと涅槃像が。
え、これだけ??
一介のサラリーマン風情には絶対に着こなせないな、と泣く泣く購入を諦めた「いやげもの」Tシャツ。
・・・2004年11月のアノ事件から10年の歳月が経ちますが、
悪霊がついていると言われアソコを触られました長文です。
事件の影が施設の人気に影響があったのかなかったのかさっぱり不明なのも、『ハニベ岩窟院』らしいといえばらしいところ。
ちなみに入場料は大人1名で800円。
「コスモアイル羽咋」に比べるとコスパはよろしくないのですが、これくらいの価格設定にしないと厳しいのかもしれません。
我々のように子供の頃から知っている者にとってはそれ程ではありませんが、初めて来られる方にはそれなりにインパクトのある施設かも。
機会がありましたら是非。
あと20年ほどしたら、もう一度様子を見に訪れたいと思います。
それではー