okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『ヤクザと憲法』 感想

こんにちは!


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本日、『ヤクザと憲法』を観てきました。

 

本作は指定暴力団「二代目東組」の二次団体である「二代目清勇会」の組事務所にカメラが入って、実に100日間も密着して組員の日常を写したドキュメンタリー作品です。

製作は東海テレビで、本作は最初にテレビ放映された後に映画化された作品だそう。

 

まず驚いたのは、会長(組長)である川口和秀氏がめっちゃイケメン!

還暦を過ぎているとは思えないほど若々しい。

 

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 画像中央の渡部篤郎を渋くしたようなヴィジュアルのお方が川口会長

 
次に、同じくイケメンながら、「これぞ若頭」といった感じの強面、大野大介氏。

若頭としての強面ぶりは『殺し屋1』の菅田俊や『アウトレイジ2』の塩見三省にも、もちろん引けをとっていない。さすが本職のお方

 

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そして、部屋住みの若い衆、21歳の青年。

彼は、「どうしてこの業界に??」と思えるほど、見た目は朴訥でフツーの青年。

その他の組員の方も、みないい感じの方たちばかりで香ばしい。

 
★★★★★

 
・・・で作品ですが、いくらリアルな組事務所の日常を取材するとは言え、さすがにカメラ前でどぎつい映像が出るワケもなく、カチコミやドンパチが起るわけもなく。

確かに、めったに見られない任侠道の人たちの日常生活を垣間見れるのは貴重ではありますが、そうは言っても、殆どは一般人と変わらぬ日常のゆるい生活。

 

正直、途中で眠くなってしまいました。

後の席のオヤジも大イビキをかいてましたが、まぁしょうがないか、といった感じ。

もう少しで寝オチしそうになったところで目を覚まされたのが、部屋住みの例の若い衆が、なにか粗相でもあったのか、強面の大野若頭に別室に連れていかれてヤキを入れられるシーン。

若頭、撮影スタッフにも「何ツマらんもん撮っとるんじゃー!ゴルァ~~!!」と怒鳴りつけ、閉じられたドアの向こうから、「ボカッ!」「ボコッ!」「バキッ!」みたいな、ジョジョの奇妙な冒険の擬音バリの音が・・・

 

もうね、カトちゃんケンちゃんコントのように、鼻血をたらして右目の周りに青アザをつけた若い衆がドアから出てくるかと思ったら・・・

半泣きしながらも、アザ1つないきれいな顔で出てきたから、思わずズッコケました。(一同コケる)

 

なお、ネット情報なので真偽の程は不明なのですが、この元引きこもりだったという21歳の部屋住みの若い衆、結局は組を辞め、その後、生活に窮してコンビニ強盗で捕まって懲役7年の刑を喰らったという・・・

 

しみじみするねー。。

  


『ヤクザと憲法』劇場予告編

 

それではー

   

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