okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

成長なんて大人になったらとっくに止まってる

こんにちは!

  

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アーケード・ゲーム界において不断の努力で長らく世界のトップクラスを守り続け、現在でも日本はおろか全世界のゲーマーから尊敬されているプロ・ゲーマー 梅原大吾。

ちきりんさんをして「成長オタク」と言わしめた梅原大吾さんの著書『勝ち続ける意志力』を読みました。

 

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

 

 

世間的には扱いが低いとされるコンピュータゲームの世界で、それに打ち込むことの劣等感に長く悩まされながらも、ついにはそこに生きがいを見つけ、そして日本人初のプロ・ゲーマーとなった梅原さん

その心情や生き様には感嘆させられました。

 

・・・ただ、本書で気になった箇所。

「あちこち歩き回って、ある商品の値段が昨日よりも2円安いお店を見つけたら、昨日よりも自分は成長したと考える」とあり、最初は「さすが超ポジティブマインド!」と感心したものですが、

 ・・・いや、待てよ、と。ちょ、待てよ、と。

それ、「成長」って言うんじゃなくて、単に安いお店を「発見」しただけでは?


考えてみたら世の中、「成長が大事」「成長なくして成功なし」なんて、やたら「成長、成長」って言葉で溢れてませんか?

 

・・・本来「成長」という言葉の意味は、「人や動植物が育って大きくなること。おとなになること」。
もう大人なのにさらに成長して大きくなったら、「大日本人」になってしまうやないですか!

 

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そもそも「仕事を通じて成長する」なんて言葉は、ワタミの「お客様のありがとうが報酬で働いている」みたいな空虚な言い回し。

 ビジネスの流儀や作法、処世術を身に付けたり、英会話や資格の習得なんて、単に「スキル」を習得しただけだし、世の中が理不尽なことに気付くのは、単に「悟った」だけでしょう。

人生で必要なのは「成長」ではなく「スキルの習得と達観」。

 
★★★★★

 
私がライフワークとして習得したいスキルはこの3つです。

 

①英会話
②文章力
③バーチャファイタ

 

しかしどれもダメダメで、①の英会話、最初は強い気持ちで勉強を開始するも、すぐに飽きて放り出すことの無限ループ。


②の文章力も、生来のセンスがなくアウトプットも少ないので全然うまくならない。

 

そして③のバーチャファイター。

言わずと知れた3D対戦型格闘ゲームの名作です。

今となっては新作も登場せず、すっかり過去ゲーの様相ですが、自分的には未だに人気が衰えない2D対戦型格闘ゲームであるストリートファイター・シリーズよりは、よっぽど奥が深くて魅力的なゲームだと思っています。

 

バーチャファイターのキャラクターは実在する格闘技を使うため対戦もリアルでシビア。
キャラクターが火を吹いたりビーム出したり、果ては手足が伸びたり波動拳!なんてやろうものなら醒めまくってしまいます。

 

そんなバーチャファイター。1作目がアーケードに登場して以来のファンなのですが、腕前はめちゃくちゃヘタ。

過去、何度も家庭用ゲーム機用の専用コントローラまで購入して入れ込んだのですが、ほんとにヘタ。死ぬほどヘタ。

 

死ぬまでにバーチャファイターでそこそこの腕前になるのが人生の目標なんです。

 

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ご清聴、ありがとうございました。


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それではー

  

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

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悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

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