okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

紫原明子さんのブログ「31歳主婦、はじめてのキャバクラ。」

こんにちは!

 

紫原明子さんのブログ「手の中で膨らむ」で人気記事である「31歳主婦、はじめてのキャバクラ。」を、今更ながら初めて読みました。
面白おかしく読ませてもらったのですが、これは、「キャバクラとかスナックが得意じゃない男性」の心情をも同時に代弁してくれているな、と思いました。

 

akikomainichi.hatenablog.com

 

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柴原さんは、元ダンナさんが一晩で2,000万円を使い切るほどハマッたキャバクラなる場所に1度行ってみたくて、友人の男性に同伴してもらい、六本木の中堅キャバクラを体験し、以下のような印象を持たれます。

 

・・・キャバクラとは、


首や肩、手足、すべすべの肌を多く露出した可愛い女の子達(しかも匂いもいい)が代わる代わるやってきては、底なしの優しさを体現してお客を全肯定してくれる場所

かつ


女性が心のどこかでお姫様願望を捨てきれないのと同じように、男性もまたどんなに年をとっても、どんな役職についていても、心のどこかで女性に沈み込む様に甘えたい、赤ちゃん願望を捨てきれない。
で、そんな夢をお金の力で一時的に疑似体験できる場所

である、と。

そして、


キャバクラという空間を享受出来る男性は、一般の女性が思っているよりはるかにズブズブの優しさを享受できるし、そもそもそれを少なからず求めている人たち

であると定義されてます。
う~ん。なるほど。

自分がこういった、「お金を払って女性にチヤホヤされたり優しくしてもらう場所」が苦手なのは、こういうタイプの男性ではないということか、と納得。


柴原さんはキャバクラのシステムであるキャバ嬢の途中入替制にとまどったり、ジェネレーションギャップ(若いキャバ嬢に細木数子の名前が通じなかった、など)に苦笑したりされますが、これって、こういった場所が苦手な、自分のような男性の心情にモロ一致するのではないでしょうか。

 

実は自分もキャバクラには1度も行ったことはないのですが、20代の頃はよくガールズ・バーやスナックなどに行ったものでした。
目的はやはりお店の女の子と仲良くなって、あわよくばセックスしたい、これに尽きるのですが、30代くらになったら、相手も商売。
そんな都合のいい経験なんてそうそうできないと学習しますし、そうなると、本来の目的を達せないのに1晩に何万円も使うなんてバカバカしいので、こういった場所は自然に遠のきます。

 

最近の若い人は賢いので、また、世の中の景気もよくないし、最初からこういった場所なんて行きたがらない。正しい。

 


★★★★★

 


今から7年前ですが、北京オリンピック真っ只中の時期に、仕事で中国(上海)に行きました。
そこで現地法人に接待で連れて行かれた日本人向けのカラオケバーが物凄くベタでした。

まず入店したら、ずらりと20人くらい並んだ中国人女性の中から1人選ばなくてはならない。
連れて来てくれた現地法人の日本人の方は「ゲヘヘ」と手馴れた感じで選んでましたが、「店内で気に入った女性を1人選ぶ」といった経験が母国では皆無だったので、かなり腰が引けました。

ようやくヤケクソで1人選んで、ボックス席でカラオケの宴が始まります。
日本語がそれなりに堪能な女性ばかりですが、やはり日本人客とつたない日本語で会話をするよりカラオケを歌わせとくほうが楽なので、しきりと歌え、歌えとせかされるのですが、知らない人間の前で、日本でカラオケに行ったらいつも歌う、グループ魂の「竹内力」や「欧陽菲菲」を熱唱するワケにもいかない。(どうせドン引きされる)

一緒に行った会社の先輩は自分と同様、やはり居心地は悪そうでしたが、そこは優秀なジャパニーズ・サラリーマン。
(普段は絶対歌わないのに)無難に福山雅治の「桜坂」を歌ってお茶を濁していました。さすが。

現地法人の方はこれまた慣れっこで、当時中国で流行っていたジャッキー・チェンの五輪テーマソングを中国語で歌って場を盛り上げます。

 

結局、自分は1曲も歌わず、かといって気の利いた会話もできず、選んだ中国人女性には完全無視され、さらには1次会で食べたしゃぶしゃぶの香辛料に当たったのかお腹の調子が悪く大量のウンコをしたのに、中国ではどこでもそうですが、トイレの水の流れが悪くて便器に殆ど残ってしまった大量糞を他の中国人女性にも発見され、全ての中国人女性から嫌われてしまいたしたか。

いやしかし、これはこれで貴重な経験でした。


ここまで極端な例はともかく。

こういった昭和のにおいが残った場所を嫌う人も増えていると思いますし、そろそろスナックとかバーとかキャバクラとか、あと銀座の高級クラブとか、もちろんホストクラブなんかも、世の中からだんだん無くなっていくんでしょう。

 スナックなんかはもう廃れつつあって、『玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ』なんかで古きよきスナックを懐かしむ番組が人気だったりしますが、

・・・例えば清野とおるさんの『東京都北区赤羽』に出てくる場末のスナックなんて、無くなってしまうとやっぱ寂しいかな。

 

 

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それではー

 

 

家族無計画

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りこんのこども

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