TBLeague(TBリーグ)の「The Pro」
型番は「PL2018-112」
「The Pro」とは、2002年に発表されたガース・エニス原作のアメコミ作品。
スーパーヒーローのパロディ作品ながら、ちょいエロ&ヴァイオレンスな作風。
主人公の職業は売春婦でシングル子持ちビッチというダーティーな設定。
原作はガース・エニス。
ヴァイオレンス臭の強いアンチ・ヒーロー作品を多く手掛けているそうで、本作も短編ながらそれなりに強烈な作品だった。
商標名「TBLeague」にリニューアル後の製品を購入したのは今回が初めて。
「TBLeague」といえば、元々はタイガーブラザー社(TigerBrother Limited)で販売していた素体の商標だったらしく、ファイセン社(Phicen Limited)に社名変更後に販売していたお馴染みのPhicen(ファイセン)ブランドが、他社に商標をパクられたりとゴタゴタがあったため、現在は暫定的にブランド名をTBLeagueに戻しているらしい。
しかし、このビッチ臭!
そもそも、本商品のサンプルをネットで見て、何!このビッチ臭キツくてバタ臭いキャラは??
ってなって、調べたらアメコミ作品の主人公だった。
Amazonで調べたらkindleの英語版コミックがあったので購入してみた。
正直英語力は皆無に近いので、セリフはほぼ理解できていないが、おおざっぱなストーリはこんな感じだろうか。
主人公は子持ち・シングルのストリートガール。なぜか宇宙人にスーパーパワーを与えられ、DCコミックスのジャスティス・チームのパロディのようなヒーローチームにスカウトされて、敵のヴィラン・チームと闘うといったお話。たぶん。
いやー、アメコミを原語で真面目に読んでみたのは初めてで、多少単語の意味が分からなくてもそれなりに読めるかな?と思ってたけど、やっぱ全然わからなかった。
とにかく吹き出し内の文字数が多すぎて、かつ言い回しも独特なので、ちゃんと英語が理解できる人じゃないと読めないということを実感。
アルファベットは表音文字なので、どうしても吹き出し内の文字数が膨大になるから英字に慣れないとウンザリしてしまう。
その点、日本のコミックは表意文字なので文字数が少ないから、ページ内もスッキリして見える。・・・って、単に慣れてるだけか。
ビッチキャラ特有、スーツのシミ(汚れ)や足のアザなども抜かりなく表現されている。
それにしても、なんでこんなキャラクターをフィギュア化したんだろう。
日本で本作はほぼ無名だけど、海外では人気があるんだろうか。
ヘッドのデザインは、原作よりもビッチ臭が増しているような気がする。
もうちょっと可愛らしいフェイスでも良かった気も。
旧Phicenのシームレス素体は何体か購入したけど、バージョンアップする度に素体のクオリティが高くなっている。
昔の素体は関節の可動が硬くて、折れそうで不安だったけど、今の素体はかなり関節もスムーズに可動するのでポージングも容易。素晴らしい!
とにかく、こんなキャラクターをフィギュア化するっての、すごくイイじゃないですか!Phicen Limited
ホットトイズのクオリティは最高だけど、Phicenのクオリティも悪くなくて、追いついてるよー。