「ミヤジ」こと宮本浩次のソロデビュー曲であるという『冬の花』を、ミヤジのにわかファンである妻が最近、恐ろしいペースでヘビロテしている。
初めてこの曲を聴いたときは、「うゎ!なんて古臭くてベタな歌謡曲!ダサ!」と思ったものだが、何度も聴かされるうちにイヤでも耳に馴染んでくるから不思議なもの。
そして当然、MVも何度も視聴するワケだが、これがまためちゃくちゃカッコいい
・・・ということで、アメリカのミニカーメーカー「AUTOart」のフェアレディ Z432 (ホワイト)を購入!(なんでや?!)
オートアートといえば以前、マッドマックスのインターセプターを購入したが、高価なだけに精巧な造りが魅力的で、つい、高クオリティな「ミヤジカー」を手元で眺めてみたくなったのだ。
さすがにオートアート・・・。すっごく精巧な作り・・ 高価なだけある。。
エンジンルームやコクピットの造り込みも細かい。見事。
では、ナンバープレートを「384(ミヤジ)」バージョンに変更して、『冬の花』を再現。
・・・とはいえ、『冬の花』のMVで使用されているフェアレディZは左ハンドルなので、おそらく北米市場向けの海外仕様車。その他、細かいデザインもMV中のものと若干違っているが、そこはご愛敬で。
なお、ミヤジのフィギュアがないので、ミクロマンサイズの1/18スケールの素体をミヤジに見立てて。
ミヤジがそれこそ、「こりゃキチ〇イの顔ですわ!」っていうくらい狂気じみた形相で、狂ったようにステアリングを回して操る車が、この白の初代フェアレディZという・・
情念溢れる昭和歌謡風の楽曲に、この昭和の名スポーツカーがなんとまた似合うことか・・
なお今回使用した素体はこちら。LUCINA 筋肉質体型デッサンフィギュア
一般的に、昭和の国産スポーツカーで真っ先に思い浮かぶのは、あの伝説の名車「トヨタ2000GT」なのだが、ヨーロピアンなデザインがあまりに素晴らしすぎて、現代においてもあまり古臭さを感じさせない。
しかしこの初代フェアレディZ432は、確かにトヨタ2000GTに似たフォルムなのだが、さすがに現代では時代遅れなデザインで、昭和レトロ感を感じさせる。
この物悲しい楽曲のビデオに、トヨタ2000GTではなく、あえて初代フェアレディZをセレクトするセンスが憎い。
ということで、アーティストの魅力と往年の名車の魅力、映像の魅力が三位一体となった、とにかく素晴らしいMVで、手掛けた児玉裕一氏の恐ろしいまでの才能を感じてしまった。
椎名林檎と宮本浩次 『獣ゆく細道』もたいがいカッコよかったけど、この人、ホント天才かよ。
AUTOart 1/18 日産 フェアレディ Z432 (ホワイト) 完成品
- 出版社/メーカー: オートアート(AUTOart)
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: おもちゃ&ホビー
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