okurejeの日記

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『1917 命をかけた伝令』 感想

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全編ワンカットで撮影されたかのような作品であることがウリで、ストーリーはいたってシンプル、観る価値あるかな?と思っていたが、劇場、IMAXで観る価値は十分あった。

 

舞台は第一次大戦末期のヨーロッパ、西部戦線。フランスのどこか。
ドイツ軍の作戦にハマって壊滅する可能性のあるイギリス軍の1,600名の連隊に、敵の罠なので攻撃停止して撤退するよう伝令する命令を受けた2人の若者が、危険な無人地帯(ノーマンズランド)を単独で駆け抜けるわずか1日程度の物語。

 

めっちゃシンプルだが、全編、主人公の視点のみで物語が展開されるため、自分も危険な戦場を彼らといっしょに駆け抜けているような錯覚に陥るほどリアルで迫力ある映像を体験できるので、できれば可能な限り大スクリーンで鑑賞するのが望ましい。

そもそも無線通信が発達していれば、わざわざ兵隊が危険を冒して生身で命令を伝えに行く必要はないんだけど、第一次大戦は無線が導入された初めての世界大戦でありながら、全部隊にまで普及されていなかったため伝令兵の役割は重要だったんだろう。
最近の第一次大戦を扱った映画といえば『ワンダーウーマン』があったけど、第一次大戦の映画は第二次大戦に比べて圧倒的に少ないので、そういう意味でも貴重な作品。

 

『プライベート・ライアン』やメル・ギブソン監督の『ハクソー・リッジ』のようなグロさ満点の人体損壊シーンは描かれていないけど、十分に戦争の悲惨さも伝わってくるし、なにより、あまり大げさなセリフや必要以上の感情表現がないので、むしろ物語のリアルさが増している。
なお本作では、コリン・ファースとマーク・ストロングという『キングスマン』コンビも出ているし、なんとベネディクト・カンバーバッチまで出演しているのだが、抑えた演技をしているので、さすがにカンバーバッチは気が付いたけど、コリン・ファースとマーク・ストロングは最後まで気が付かなかった。それだけ全ての役者が抑えた渋い演技をしていたということ。

 

長回し多用の斬新な映像表現も含めて、本作は戦争映画の名作のひとつに数えられると思うので、是非とも劇場で鑑賞したい作品。

 

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ちなみに第一次世界大戦では、ドイツ帝国やロシア帝国など、多くの帝国が消滅した戦争としても有名だけど、ロシア革命が1917年であり、「生稲晃子がロシア革命」という語呂合わせがあったという知見も得られて、そういう意味でも有意義な作品だった。

 

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1917 (Original Motion Picture Soundtrack)

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  • 発売日: 2019/12/20
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1917

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