okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『RRR』 感想

 

あの『バーフバリ』シリーズ公開から、もう4年以上も経ったのか・・
時の流れの速さには驚かされるが、またまたインドから濃ゆい映画がやってきた。。

S・S・ラージャマウリ監督の最新作『RRR』だが、当初はあまり興味が湧かずスルーするつもりだった。予告を観ると舞台が古代インドではなく現代に近い時代設定のようで、映像だけだと地味な印象を受けたからだ。
しかしツイッターのタイムライン上では評判がよく、実在のインド独立運動の2人の英雄を主人公に据えた作品だと知って、やはり観てみることにした。

 

 

のっけからケレン味のあるアクションシーンの連続で、よくもこんなアクション演出を思いつくな・・というほど斬新かつ見事な殺陣は、『バーフバリ』シリーズの流れを汲むもの。
しかし何より良かったのは、上映時間が短いこと。たった3時間(188分)!
『バーフバリ』シリーズなんて、海外公開版でも2部トータルで279分もあるので、いくら面白くても、通しで4時間以上の作品を改めて観たいと思わないのだが、3時間なら何とか・・・って、なるかー!

アクション演出は満足なんだけど、やはり映画作品としては長すぎる。
インド映画が長時間になってしまうのは、ダンスシーンを外せないから、という理由があるそうだが、確かにインド映画のダンスシーンは大好きだし、これは絶対外して欲しくないのだけど、それでも脚本が冗長過ぎると感じてしまう。
『バーフバリ』シリーズも、ストーリーを凝縮したら2部構成にしなくても、単体作品、2時間40分程度の尺で十分満足できる作品に仕上がられるのでは?と思ってしまった。
『バーフバリ』シリーズも本作『RRR』もそうだが、主人公のエピソードだけでなく、主人公の父親のエピソードが長すぎるのだ。・・・まぁ、大好きな『ムトゥ 踊るマハラジャ』も同じなんだけど・・
主人公以外のキャラクターについては、もう少し端折って描いてもいいのではないかと・・

 


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脚本はいい意味で王道、まぁ古臭いストーリーながら、斬新なアクション演出が映える面白い作品ではあるのだが、やはり所どころ冗長さを感じる。

‥無駄に長いのです。

 

 

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