・・ハッキリ言って、インド映画で心から面白いと思っているのは『ムトゥ 踊るマハラジャ』のみで、近年日本でも根強い人気を誇っている『バーフバリ』と『RRR』は、そこまでハマれなかった。
・・だって無駄に長尺なんだもん。・・まぁ『ムトゥ』も長尺は同じなんだけど、90年代はアレでも良かったんだよ。
いくら主人公がオッサンじゃなくて今どきのイケメンで、CGバリバリの映像でも、インド映画の根底には未だ昭和感が残存しているので、現代のちゃんとした映画作品としては、どうしても観れない。
ということで本作、『PATHAAN/パターン』
平日の昼下がり、クソ暑いけど、せっかくの有休。
家でゴロゴロするのも勿体ないので映画でも、と思いネットで上映中作品を調べて、本日初めてこの映画の情報を知ったのだが、なにやらアクションバリバリのスパイ映画らしい。
ネット上のレビューを読んでみたら、高評価が多かったので観に行くことに。
そういえばシアタス調布のIMAXレーザーは初めて。
ホント、調布のイオンシネマは、近所の良い映画館!
日本で韓国映画がブレークしたキッカケとなった『シュリ』。
当時、凄く期待して劇場で鑑賞したんだけど、ハリウッド映画の亜流にしか思えなくて、この映画のお陰で長らく韓国映画が苦手になってしまった。
・・というか、今でも韓国映画で心から面白いと思っているのは、マ・ドンソクの作品だけかもしれない・・(すごい偏見・・)
『PATHAAN/パターン』も同様で、よく出来たハリウッド映画の亜流で、ひと昔もふた昔も前の単純なストーリー。正直、こんな幼稚なストーリーでどうなんだ?となるんだけど、まぁインド映画のお約束であるダンスシーンがあったので、これで正解!となってしまう、不思議な映画だった。
・・そして今、ネットで改めて、主演のシックスパッドのイケメン、シャー・ルク・カーンについて調べたら、なんと御年57歳!マジかー!インド映画界の大スターなんだ!
ヒロインのディーピカー・パードゥコーンも、10代なのかと思ってたら37歳なのかー!
ボリウッド映画恐るべしだぞマジでー!