okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』 感想

予告編がクッソ面白くなさそうだったので全く期待せずに観に来たが、直近で観た『アントマン&ワスプ クアントマニア』があまりに駄作過ぎたため、アレに比べたらまだマシ・・という感覚で観たせいか、そこそこ面白く感じた。
ただ、さすがにジェームス・ガンの演出も飽きたな・・というか、1作目の公開から、もう10年近くの年月が経ったのか・・
マーベル作品にしては毒のある作風で、2作目までは純粋に楽しめた。
マーベル・ヒーローながら毒とギャグが絶妙で、それゆえにアベンジャーズ・シリーズの東映まんが祭りみたいな賑やかし映画にはそぐわないキャラクターだったが、単体作品としてはマーベル映画の中でも数少ない良シリーズだったのに、さすがにくどくなってきた。

確かに最近のマーベル映画のなかではよく出来たほうだったけど、やはり既視感のある作風でもあった。
特に今回のヴィランが、『アントマン&ワスプ クアントマニア』のヴィラン、女性をぶん殴ってマーベルから干されてしまったジョナサン・メジャース演ずる征服者カーンとダブってしまって、今回のヴィラン俳優さんも、ジョナサン・メジャースみたいにDVとかやらかさないだろな・・と余計な心配をしてしまった。

・・まぁ、マーベル映画にも飽きたんだろうなぁ・・(今更!)

 

あと、なぜか本作では、過去の名作SF映画のオマージュみたいなシーンがあったが(2001年宇宙の旅、ロボコップ、E.T.など)、あれは何の意味があったんだろう。
なんとなく脚本が雑で長かったな。
観てるときは、ちょっと冗長に感じ、たまに冷静になってしまったけど概ね楽しんでたが、鑑賞後につらつら考えるに、たいした作品でもなかったな、といった感じか。

 

 

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