okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

朝ドラ『あさが来た』が意外に面白い件について #あさが来た

こんにちは!

 

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朝ドラ『まれ』があまりに酷い出来だったので、今後はやっぱり朝ドラなんて観るのやめようと思ってたのですが・・・

 

 

いつのまにか、現在放送中の『あさが来た』を録画までしてガチ視聴する始末。

 

しかも、出張などで何日か観れなかったときなど、かなり好きだった『花子とアン』でも録画で連続で観ると、ダレてしまってせいぜい2話くらいしか継続視聴できなかったのに、『あさが来た』に限っては、4話連続で観ても全然苦痛じゃないのは・・・

 

なんで???

 

そんなに面白い?このドラマ??

 

いかにも流行語を狙ったような「びっくりぽん」っていう原作にもないセリフ、「じぇじぇ」の2匹目のどじょう狙いが見え見えでウザすぎるのに??

 


・・・というわけで我が家はまんまと『あさが来た』ファンになったのですが、なぜにこれほど、ありきたりなド定番ドラマに惹かれてしまうのか、ちょっとだけ考察してみましたー。

 

ヒドすぎ『まれ』のお口直しとして!

地元石川県が舞台ということで、『まれ』には並々ならぬ期待をかけてましたが、それを裏切られたショックたるや・・・
そんな傷心を癒してくれるかのような、幕末から維新を駆け抜ける明るいヒロイン、
お約束のストーリー展開。
・・・そう。
前作がダメだと、視聴者の期待値は最初から低いので、ちょっとでも面白い作品であれば、それだけで顧客満足度が高くなるのです。

 

やはり鉄板な時代物!

ヒロインの「白岡あさ」は、明治・大正・昭和をたくましく生き抜いた実在の人物がモデル。

また、大河ドラマでは人気だったというジャニーズ『新撰組!』を無理やり絡ませたりなど、ちょっとした話題作りにも余念がない。
(実際に主人公が嫁いだ加島屋は新撰組に400両ほど貸し付けていたそうですが)
ゆくゆくは、九州の炭坑王・嘉納伝助や村岡花子など、人気作『花子とアン』の登場人物も絡ませるに違いありません。
(ヒロインのモデルである広岡浅子は晩年、村岡花子とも交流があったそう)
迷走を続ける最近の大河ドラマと違って、メインターゲットの高齢者の気持ちをガッチリ掴んで離さない。
これぞ、全国の高齢者が安心して視聴できる「ザ・定番」です。

 

意外や脚本にダレがない!

割と強引だったり細かい描写が端折られたりと、若干アラが目立つ脚本ではありますが、1話ごとのストーリーにメリハリがあり、ちゃんと次回が気になってしまう、意外とテンポのある展開です。
・・・ハチャメチャな『まれ』の脚本はモチロン問題外ですが、人気作だった『マッサン』なども正直、私としては不満で、ちょっと中だるみした脚本でした。
特に主人公の亀山政春(玉山鉄二)の無職浪人時代のグダグダぶりは酷くて、ストーリー進行に関係ない無意味かつ史実にはありえないようなエピソード(居酒屋でバイトしてみたり、うどん屋やるって言ってみたりなど・・・)をダラダラ挟みすぎてテンポが悪いこと甚だしく、私はここで『マッサン』を観るのをやめました。
いくら長丁場な朝ドラとはいえ、1話1話のテンポのよい展開の積み重ねが大事。
なんだかんだで『あさが来た』の脚本、優秀なんです。

 

ダブルヒロインは感情移入しやすい!

ヒロインを演ずる波瑠は好演してますが、なんとなく現時点ではキャラクターが安定せず、おそらく彼女1人だけだったらここまでの高視聴率は期待できなかったでしょう。
そこで「陽」の波瑠に、「宮崎あおい」という「陰」のキャラクターを配することで、物語にさらなる深みを与えることに成功しました。
(すっかり関東連合チックなダーク・イメージがついてしまった宮崎あおいですが、清楚なイメージは未だに衰えない)
花子とアン』も同様、主人公の花子以上に波乱万丈な生涯をおくった、仲間由紀恵が演ずる柳原白蓮をダブルヒロインとして登場させたことで、「2倍美味しい」効果を「これでもか」と発揮させました。
アナと雪の女王』以来、ダブルヒロインは現代ドラマの成功の黄金率といえます。

 

「石鹸」こと三宅弘城の好演が光る!

日本が誇るロックバンド『グループ魂』のドラム担当「石鹸」こと、三宅弘城さんをご存知でしょうか。

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彼が演じるのは、若奥様の波瑠に振り回される、中番頭の亀助。

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若奥様の突飛な行動のたびに、亀助が「えぇぇぇーーー!」みたいな困った表情をするのですが、これが、めっちゃキュート!
・・・そうです。


今回の朝ドラを盛り上げる一番の功労者は、亀助を演じる「石鹸」で決まり!!!


石鹸、最強!

 

 

★★★★★

 


『まれ』と違って、本作は脇を固めるベテラン俳優たちも存分に活躍されてますが、『あさが来た』の魅力は何と言っても、三宅弘城さんに尽きる!といっても過言ではないでしょう。

 

なお、グループ魂のバンドメンバー(クドカン阿部サダヲなどドメジャーな人達は除く)がなにげなく出ているドラマは結構あって、面白い作品が多いです。

 

妻は取り立ててグループ魂のファンではありませんが、バンドメンバーがドラマに出演すると、真っ先に気付いてくれるので助かります(笑)。
「あ、港カヲルが出てる」とか。
『あさが来た』で「石鹸が出ている」と最初に気付いたのも妻でした。

・・・さすがに「バイト君」こと杉村蝉之介さんまでは気付きませんが。

 

※ちなみに、グループ魂メンバー大量出演の『あまちゃん』は認めませんよ!
 なにせクドカン脚本が大嫌いですので!

 

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「破壊」(阿部サダヲ):ボーカル
「暴動」(宮藤官九郎):ギター
「石鹸」(三宅弘城):ドラム
「バイト君」(村杉蝉之介):大道具
港カヲル」(皆川猿時):MC、ボーカル
「小園」(小園竜一):ベース
「遅刻」(富澤タク):ギター



ということで、次々回の朝ドラの主役は是非、石鹸で!・・・

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・・・って、やっぱ朝ドラの主役は女性じゃないとダメだってー!?

 

NHK、バカヤロー!

現政権の御用放送局のくせに

いっつも固いことばっか言いやがってこの野郎!


受信料返せコノヤロー!

 

 


※「あさが来た」ロゴ風の画像は、こちらを利用させて頂きましたー
 ありがとうございました!

 

 


筋肉PUNX ~三宅弘城40歳記念ソング~ - YouTube


グループ魂 欧陽菲菲 - YouTube


お笑いFLASH 中村屋 弔辞バージョン - YouTube

 

 

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それではー

 

 

 

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連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)

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