爪切男×ぱいぱいでか美×宮崎智之「平成終了まで残り半年! 31年間のモヤモヤを語る会」
おなじみの下北沢は本屋B&B。
タイトル通り、残すところあと半年となった「平成」について語る会ということだ。
進行はおなじみの紐野義貴さん。
今回は、最近「はぁちゅう、しみけん騒動」で話題になった「ぱいぱいでか美」さんを一目見たくて、そして金沢出身のライター、イベンターの紐野義貴さんの司会進行ぶりを応援したくてやってきたようなもの。
イベント内容は、平成の31年間を、1年ごとの主要な出来事で振り返るという、言ってみれば進行しやすい内容。
あらかじめその年のトピックがいくつかテキストで箇条書きされた内容がプロジェクターに表示されているので、その中からゲストが、自分がコメントしやすい項目の感想を語れば場が繋がっていく。
ただ、コメンテーターの力量が伴わなければどんなストーリーだろうが盛り上がろうハズもなく、かつ、いくらコメンテーターのスキルと知的レベルが高くても、ダラダラと話されたらイベントが冗長になって疲れる。
本イベントでは、爪切男さん、宮崎智之さん、ぱいぱいでか美さん、三者のトークも楽しかったし、紐野義貴さんの仕切りも申し分なかったので、最終的に満足度の高いイベントだと感じた。
昨年、収拾のつかないトークがクッソ長くてメッチャ疲れた、金沢出身の速水健朗氏のイベントがあったが、もしこれからも速水さんがイベントやるんだったら、紐野さんに進行してもらえばどうかな。
爪切男さんだが、今回トークショー参加は3回目なんだけど、昨年初めてB&Bで拝見させて頂いた頃より、失礼ながらトークスキルが向上された印象。(とてつもなく上からの感想)
他のゲストが爪さんより若いということもあったせいかリラックスされており、爪さん本来の魅力が溢れたトークは、正直前回よりも素直に楽しめることができた。
ぱいぱいでか美さんは、いやホントに生で拝見するとマジ可愛くて、かなり魅了されてしまった。
ネットのテキストしか拝読したことがなかったが、頭がいい人って印象はあったけど、実際のでか美さんのトークは当意即妙で、これほどクレバーな人だったか!と素直に感心してしまった。しかもトークは突込み過ぎず、引き際もいい。
サブカル界でも十分通用する、高偏差値の次世代アイドルを間近に見れて、とてもいい体験ができた。
そして宮崎智之さんだ。
恥ずかしながら宮崎さんのことは存じ上げなかったので、イベント前に著作『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』を事前に購入させて頂いたのだが、正直、全部は読めなかった。
1部、はぁちゅうdisな内容のお話などは面白く読んだのだが、他の話題はそれほど引っかからなくて、Amazonレビューで「両論併記」と書いている人がいたが、まさに同じ感想だった。
ただ目前の宮崎智之さんはなかなかいい感じの方で、若干ウザそうなキャラクターも良かった。
話が冗長となりウザくなりそうな頃合いで、爪さんやぱいぱいでか美さんが絶妙に突っ込み、紐野さんもキチンと仕切ってくれるので、見ている方も安心してトークを楽しむことができた。
またイベントの後に調べて知ったんだけど、宮崎さんは「読モ」ライター騒動を巻き起こした人だそうだ。
ヨッピーさんとネット上で論争を繰り広げたみたいだけど、はぁちゅうやヨッピー、最初は好きだったんだけど、やっぱ今はなんとなく嫌い(イケハヤ師はもはや神なので別格)・・的な、多分に嫉妬を含んだオレの今の気持ちと合致するので、一周回って宮崎さんはやっぱいいな!
ということで今回は、ツイ禁止ネタも印象に残るような面白いネタが多くて、とにかく楽しめたイベントだった。なんだかんだでB&Bの紐野さん進行の企画はいつも面白い。
10月の掟ポルシェさんと爪さんのイベントも楽しみ!
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