okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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『アップグレード』 感想

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舞台は近未来。
自家用車は自動運転が当たり前の時代だが、主人公のグレイは、古き良きガソリン車の修理屋を個人で営んでいる。
ある日、顧客である天才エンジニア・エロンの自宅への納車を終えて、妻と同乗した自動運転の自家用車で帰宅中、車が突然暴走し横転する。そして、どこからか現れた数人の男たちに車から引きずり出され、妻は射殺され、グレイも暴行を受け、首から下が麻痺して動かない障害を負わされる。
その後、生きる希望を失い自殺まで図ったグレイの元にエロンが現れ、自分が開発したAIチップを生体に埋め込めば肉体の機能が回復できるので、誰にも口外しないことを条件に手術することを勧められる。
手術後、無事に身体機能が回復したグレイの脳内に、突然誰かが語りかけてきた。
「STEM」と名乗る謎の声は、実はグレイに埋め込まれたAIチップが彼の鼓膜に波動を送って語りかけている声で、グレイ以外の人間には聞こえないのだ。
そして驚くことに、身体制御を一時的に「STEM」に預けることで、自身の体が超人的なスピードとパワーを発揮できることを知る。
身体機能の回復はおろかスーパーパワーまで身に付けたグレイは、「STEM」と二人三脚で謎の襲撃者への復讐を始める・・

 

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本国アメリカでの公開は昨年2018年6月だったそうで、約1年以上かかっての日本公開らしい。上映館も少なくキャストも地味目でB級っぽい雰囲気だが評判がよく、確かになかなかハードな面白い作品だった。
低バジェットそうなのにVFXも力が入っていて、丁寧に作られている印象。
グロ要素も強くて、印象としては、2015年の全編一人称視点のSFバイオレンスアクション『ハードコア』に、プロットも含めて似ているかな、と感じた。

 

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予告で、主人公の肉体がAIに制御された際のアクションがちょっとコミカルなので、もしやコメディ要素がある映画なのかな、と思っていたが、コメディ要素はゼロ!
AIが主人公の肉体を制御しているバトル・シーンでは顔が無表情なのに、手足の動きが超絶スピードなのでコミカルに見えてしまうのだが、例えるなら、キアヌ・リーブス『マトリックス』のラストで、主人公のネオがついに覚醒し、それまでは絶対に適わなかったエージェント・スミスを、片手であしらいながら軽々と倒してしまうアクションに似ている、と言えばわかって頂けるだろうか。
顔に表情が無いのにメチャクチャ動きが早く、しかも残虐なので余計に怖い。AI怖い。

 


映画『アップグレード』予告編

 

生体に埋め込んだAIが肉体を制御するというアイデアが秀逸で、テンポもいいしバイオレンスも派手なので、地味ながらもなかなか見応えある作品でした。

 

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