okurejeの日記

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『グローリー/明日への行進』 感想

こんにちは!

 

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クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』は、19世紀南部の元黒人奴隷の復讐劇であり、逆マカロニ・ウエスタン作品です。

 

前作の『イングロリアス・バスターズ』と同様、歴史上の実在の極悪人
ヒトラーナチス、19世紀北米の白人ども)をケチョンケチョンに叩く痛快フィクション。

エンターテインメント映画でありながら、白人様の黒人奴隷への扱いを、これほどリアルにエゲつなく描写した映画を観るのは初めてで、さすが、タランティーノ・・・といった感じでした。

ジェイミー・フォックス演ずるジャンゴが、レオナルド・ディカプリ始め、白人の悪党をバカスカ殺すシーンはカタルシスいっぱいなのですが、ただ、黒人虐待のシーンがエグ過ぎて、ちょっと2回目を観るのを躊躇する作品でもあります。


そんな『ジャンゴ 繋がれざる者』を、『マルコムX』のスパイク・リーはツイッターで批判。


「アメリカの奴隷制は、セルジオ・レオーネが描く西部劇なんかじゃなく、ホロコーストなんだ。奴隷制度は決して娯楽にしていいものじゃない。僕の祖先に対して冒涜(ぼうとく)的な映画だ」

「あまりにも先祖に失礼」

 

・・・ただ。

作品を観てない上での批評のようで、主役のジャンゴを演じたジェイミー・フォックスも、スパイク・リー監督のことは尊敬しているが、せめて映画観てから文句言ってよ。。だって。確かに・・・

 

 

 

マルコムX』でも、現代に続く黒人差別に対してのガチな思いが作品からにじみ出ています。
人種差別問題に対しては、スパイク・リー監督はマジでガチなファイターなんですね。

 

 


映画『ジャンゴ 繋がれざる者』日本版予告編 - YouTube


★★★★★


『グローリー/明日への行進』は、キング牧師の物語なので直球も直球ですが、
まぁ観たら必ず、泣きます。

 

 


映画『グローリー/明日への行進』主題歌「Glory」英語字幕付映像 - YouTube

 

 

パンフレットでスチールを見ただけでシーンが思い出され、涙が流れそうになります。

力強い、直球ですが、強い作品です。観ればいいですよ。




映画『グローリー/明日(あす)への行進』予告編 - YouTube

 

 

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それではー

 

 

マルコムX by Malcolm X (1992-12-10)

マルコムX by Malcolm X (1992-12-10)

 

 

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