新文芸坐にて、クリスマスイブの日にウェイン・ワン監督の名作『スモーク』がかかっていたので、久しぶりに劇場で鑑賞した。
昔から好きな作品で、何度かある泣きどころはわかってるんだけど、過去に何度か鑑賞した際は実際に泣きまではしなかったと思うのだが・・今回はきっちり泣けてしまって、我ながら年を取ったもんだと感じた。
この映画は音楽も素晴らしくて、まさに名盤。
さすがにサントラは手放してないけど、調べてみたらやはり、今は入手困難。
先日の『ゴーストワールド』のサントラもそうだが、やはり特別に気に入っているCDや本は残しておくべきだな・・
なお、『スモーク』以上にカッコいいのが、同じくウェイン・ワン監督の『ブルー・イン・ザ・フェイス』のサントラ。
この映画は『スモーク』の続編・・というよりはスピンオフのような作品で、ハーヴェイ・カイテル演じるタバコ屋のオヤジが、店にやってくる客達とダベるだけという完全にオフビートなストーリーなんだけど、これがまた粋な感じで、ウェイン・ワン監督って香港出身なのに、なんでこんなにアメリカの下町風情を情緒的に描けるんだろうと不思議に思ってしまう。
とにかく、『ブルー・イン・ザ・フェイス』の楽曲はどれも素晴らしいが、特にデヴィッド・バーン&セリーナの「ゴッズ・チャイルド」が超絶カッコいいので是非!
『スモーク』から、ウィリアム・ハートのイメージは演じたポール・ベンジャミンのような優し気なイメージだったが、そんな彼がマーベル作品でサディアス・ロス将軍を演じたのは意外だった。
惜しくも昨年亡くなられたが、なんとロス将軍役をハリソン・フォードが引き継ぐんだって!マジか!
ハリソン・フォード、ついにMCUにまで出演するんかい!
・・・もういい加減にせんか!
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