okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

ニートの歩き方 〜禁断の書〜

こんにちは!


表紙


pha(ファ)さん著『ニートの歩き方』を、改めて電子書籍版を購入して読みました。

かなり前に紙の本を購入して読んだのですが、
pha著「ニートの歩き方」公式サイト に、
「ニートは図書館で借りて金持ちは10冊くらい買って周りに配ってください!」とあったので、決して金持ちではないですが、エイヤッで2冊目を購入しました。

なので紙の本については、誰かに譲るつもりです。

「なんでこんなに文明は発達しているのに人間はいまだに働かないといけないんだろう。」

改めて読んでの感想ですが、書かれていることがイチイチもっとも
色々と目を開かされる内容で、ここ1、2年のうちに読んだ書籍のなかで自分の価値観を変えるくらいに影響力があった本でした。

本書は、京大卒で就職もしてみたけれど、やはり働くことが苦痛で退職した著者が、「できるだけ毎日寝たいだけ寝て嫌なことをせずにある程度の収入を得られないかということを試行錯誤し」たそのノウハウや考察などを紹介している内容です。

とにかくヒトは一生懸命働いて自己実現して成長して英会話やってグローバールに打って出て、自己実現して成長して結婚して家族幸せにして子供をキチンと育てて貯蓄して
そして自己実現して成長・・・ループ
 (あるヒトはしんどくなって自殺)

こういった↑、特に日本人独特の既成概念や一般常識から離脱して本来の意味でヒトとして自由になるための求道の書ではないかと思います。
なので、そして、ある意味、禁断の書、悪魔の書 ではないかと思っています。

そういえば一時、「働いたら負けかなと思ってる」てのが流行りましたが、この本を読むまでは私もやはり、
「ふざけんな。働けよバカヤロウ、ダンカンこのやろ!」と
思っていましたが、本書を読んでからは、”彼、早すぎただけで全然間違ってないじゃん”って感じです。


働いたら負け

Tシャツにまでなったあのヒト

★★★★★

phaさんは ブログ も書かれており、ここも面白いです。
記事のテーマではたびたび、
「だるい」 「めんどい」 「はー」
などがあって、あーダルくてしんどいんだな、と読者にもすぐわかっていいです(笑)

長文でいっしょうけんめいな記事も多いのですが、「なんかなんもやる気しないんだよな」とそのまんまの内容もあり、やる気のなさの伝わり加減がホントにいいです。

なお、紙の本のカバーの裏表紙には、ニートチェックシートがついています。
自分のチェック結果は、「ニートには向いてません。きちんと会社に勤めましょう」
でした・・・トホホ、情けない。

ニートチェックシート

フリクションでチェックしているので消せます



スチャダラパー / ヒマの過ごし方


それではー


ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法/技術評論社
¥1,659
Amazon.co.jp
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法/技術評論社
¥価格不明
Amazon.co.jp
WILD FANCY ALLIANCE/キューンレコード
¥2,854
Amazon.co.jp

【スポンサーリンク】