エクスプラス(X PLUS) Metropolis Maschinenmensch(マリア) 1/8 プラスチック モデルキット
フリッツ・ラング監督『メトロポリス』(1927年ドイツ)に登場するアンドロイド・マリアの立体物は以前から欲しかったが、古い作品のキャラクターなので、商品化されてもプラモデルだったり微妙なフィギュアだったりと、なかなか購入意欲を沸かせる商品にはお目にかかれなかった。
しかし最近、1/6サイズのアクション・フィギュアが販売されたんだけど、なんとお値段は7万円越え!・・庶民には手が届かない値付けに、泣く泣く諦めるしかなかった。
そんなところに、エクスプラスから販売されたこの商品。
造形は素晴らしいがプラモデルであるという難点・・。
しかし、塗装しても本体と台座でせいぜい2色。スプレーで着色したらそんなに作る手間もかからないかも!と甘く考えて購入。
しかも、大好きなマリアということで、予備も含めて2つも購入してしまった。アホか!なんの予備なんだ・・
で、2箱も届いたはいいが、いざ作るとなるとどうやって塗装していいかわからずネットで検索したら、早速クールに仕上げられた方がいらっしゃった。
・・これはパクらせて参考にさせて頂こう!と思ったが、なにせプラモデル製作は初心者なので、よくわからない点もあり、図々しくもツイッターで恐る恐る質問させて頂いたら、親切に教えて頂けて大変うれしかったです。
有名なトップモデラーの方だとも知らず・・ありがとうございました!館長さま!
ということで、腹を括って、今回はプラモ作成用の道具をそこそこ購入してみた。
まず塗装用のスプレーは、下地として「黒サーフェイサー」(通称:黒サフ)、本体用にチタンゴールド・チタンシルバー。台座用でガンメタル。あとは面相筆とかヤスリとかマスキングテープとかMr.ネコの手ステーションとか・・
・・しかし、いざ作ろうかと思ったらやはり面倒くさくて、なんだかんだで2か月くらい放置。しかし、ようやく重い腰を上げて取り掛かったが、なにコレ・・。ゲートめっちゃ太い。。ニッパーがダメになりそうなほど凶悪な太さ・・
日本製のプラモデルと違って中国製はこんな感じ。・・思った通り面倒くさかった・・
ランナー状態のまま軽く黒を吹くといい、とのことだったが、黒サフ吹きすぎた。
組んだ後に黒サーフェイサーを全体に吹いたが、結局もう1缶を追加購入・・最初に吹きすぎた。。
また部分的に吹きすぎた箇所もあり、垂れたり気泡ができたりした部分もあるが、気にしないことに・・
ということで何とか完成。
チタンゴールドとチタンシルバーを「重ね吹き」してみたが、確かにいい感じに!
遠目に見る分にはうまく出来たように錯覚する。
・・しかし、筆塗りの部分はやはり失敗した。
「人形は顔が猪木です」とは言うが、その通り。
とにかく目の部分が小さすぎて、面相筆でもきれいに塗装できなかった。
通常の塗料を買うのがいやで、ガンダムマーカーを代用したのも失敗だったかもしれない。
・・てか、これルーペも必要だったな・・
・・CM見てバカにしてたけど、ハズキルーペいるかも。
やはり素人が最低限の道具で作ろうと思っても、さすがに無理があるな・・
なお、今回の気付き。
「ハズキルーペ、最高!❤」