特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」 ・・・おもんないで

取り急ぎですが、上野は国立科学博物館で開催されている、特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」に行ってきたんだけど、つまんなかったので報告しときますね。

見世物要素の強かった（というかほぼ見世物の）「人体の不思議展」ほどじゃないにしても、「人体」ってタイトル付けるんだからそれなりの展示があるのかと余計な期待をしてしまったのが大間違い。

都内の有名な展覧会は、早めに行かないと口コミで広がった勢いで超人気イベントになってめちゃくちゃ混雑するので、今回は事前に前売りチケットを購入し、初日から1週間以内に駆け付けた。さすがに入場までの行列には並ばなくて済んだけど、土曜日ということもあり、やはり会場内は満員だった。

そして東京の博物館だ。相も変わらず大勢の人間が、整然と行列をついて、一生懸命パネルの文字を読んでいる。

事前に公式ホームページはチェックしてたけど、開催概要を読んでもイマイチ、何が展示のウリなのか、よくわからなかったが・・・

会場に展示されてるのは、ほぼ何かの説明が書かれたパネルが殆どだった。
あとはお愛想程度に、ダ・ヴィンチの人体解剖図（小さい）とか、数体の人体模型とか。おそらくパネルには、血小板がどうとか、神経細胞がどうしたとか書かれてるんだろうけど、いやそんなもん、こんな満員の会場で牛歩みたいな早さの行列に並んでまで読まんとアカンのか？

・・・もう入場した瞬間に、「出よう」と思ってしまった。

申し訳程度に、本物の心臓とか脳とかの展示もあったけど、いやもうそれ、「人体の不思議展」でゲップ出るほど見たから！

胎児の模型とかもあったけど、それなら群馬県伊香保の「命と性ミュージアム」で、もっと素晴らしい造形物を見たから！ 

いやーこれホント、誰得なイベントなんだろう。字ばっかりだし。

これなら自宅で家庭の医学でも読んでたほうがよっぽど幸せだろ。人混みもないし。

撮影可能だったLEGO製タモリ。「はぁ？だから何？」的な。

でも、記念メダルだけは買っちゃった。

バットマンのヴィラン、トゥーフェイス（ハービー・デント）ぽくてカッコよくね？
刻印機でガッコン！ガッコン！って名前とか打ったりして。こんなのやったの小学生以来かも。楽しい。唯一楽しい。

まぁ国立科学博物館は常設展示のほうが100倍くらい素晴らしいんだけど、常設展も去年観たばっかでさすがに新鮮もなかったし、これは失敗だったな。

場内にチラシが置いてあったけど、コッチは絶対に行きたい。

最後に、オレ的にはこれから行こうと思っている人にはとりあえず、「出かけるのを、やめなさい」と言っとく。（あくまで主観ですよー）

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