okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『寄生獣』 感想

こんにちは!


ポスター


本日、『寄生獣』を観てきました。

主人公の泉新一を演じるのが染谷将太さんということで当初はかなり期待してたのですが、最近、ネット上のネガティブな批評を読んでしまい、正直、観るのやめようかな・・と思ってました。

確かに、日本のコミックやアニメの実写映画化でコアなファンも納得させた作品はほぼ皆無に近く、しかも本作の監督は過去に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を撮ってるし
(いや、観てないんですが・・・すいません)
・・・とにかく、非常に心配で。。

原作コミックは私も大好きな作品で思い入れも深く、この作品を実写化するのは、現代では技術的には可能でも、本作の深いテーマやキャラクターの心理描写や機微を演出するのはまだ不可能だろうと思ってましたが・・・


パンフ
パンフ買っちゃいました


いやー、山崎貴監督、どうもすみません!

本作の演出から、監督の原作へのリスペクトが感じられました。

まず、パラサイトのビジュアルと戦闘シーンのCGがグッド!
ビジュアルはシンプルかつリアルで、戦闘シーンはとにかくスピーディー。

そして、やはり染谷将太の表現力は凄い。
しか観たことないですが、彼の、
妻曰く 『死んだ目』 のような演技は素晴らしいです。

何度も原作を読めと言ってもサッパリ無視してきた妻ですが、さすがに本作には衝撃を受けた様子で、染谷クンの演技に思わず泣いておりました。

また、ミギーにしてはコミカル過ぎる、声が可愛すぎる!など、ネット上ではすこぶる評判の悪かった阿部サダヲですが、私には、いつものコミカル演技を抑えた彼の表現は十分、説得力ありでした。


3日ほど前に原作をkindle版で全巻読み返したのですが、まさに原作をそのまま実写映像で再現したかのようでした。

もちろん尺が限られている映画なので設定は一部原作とは違っていますし、キャラクターのイメージも微妙に自分のイメージとは違っていますが、ちゃんとした演出と演技で作品を作ってもらえればぜんぜん無問題。

相関図


2015年4月25日に上映予定の完結編が楽しみです。

★★★★★

さて、コミック実写映画で伝説的駄作といえば、そのダメダメ振りが既に神話となった『デビルマン』。

デビルマン


ここまで酷いと、むしろ清々しさまで感じるくらいなダメ映画なのですが、なんとこの作品に、子役で染谷クンが出てたようです。

染谷将太

ススム君役だったらしい

主役よりよっぽど演技が上手い子役、と言われてたそうです。
全然知らなかった・・・


ラスト




それではー


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