映画
とにかくDCエクステンデッド・ユニバースが製作したDCコミックスの実写作品はクズばっかりな印象のなか、久しぶりに観るべき作品が登場した感じ。 ただ観るまでは少し不安で、まず予告編を観てもどんなバットマンを描こうとした作品かイマイチ伝わってこず、…
あの一水会の創設メンバーであり現顧問である鈴木邦男氏に密着した『愛国者に気をつけろ! 鈴木邦男』の中村真夕監督の最新作が、あの黒沢あすか主演の劇映画だということで、ジャケ買い感覚で鑑賞。 中村真夕監督の作品は『愛国者に気をつけろ! 鈴木邦男』し…
先週、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の2度目の鑑賞を終えたばかりなので、いくらなんでもトム・ホランドの別の作品を観ても、ピーター・パーカーにしか見えないだろうなと思っていた。というか、そもそも同時期に主演映画が2作も公開されているっ…
「夫婦50割引」を廃止してくれやがったTOHOシネマズには足が遠のいていたが、『マトリックス レザレクションズ』はさすがにIMAXで鑑賞せねばなるまい。・・満を持してIMAXレーザーで観たが、あの出来である。 夫婦2人で5,000円も出して鑑賞した映画があんな…
主要キャストが女性で一新されたリブート版『ゴーストバスターズ』(2016年版)は、公開前からジェンダー問題などで非難され、つい最近も、米国で発売されたアルティメット・コレクションに加えられなかったことで物議をかもしたが、初めて鑑賞したときは、…
まさか、トム・ホランドのスパイダーマンで泣けるとは! とにかくMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版のスパイダーマンは、これまでのソニー・ピクチャーズ版でのスパイダーマン像とは異なり、苦悩知らずの明るいキャラクターとして描かれてきた。…
Netflixでの『浅草キッド』映画化のニュースを聞いたときはまったく興味がなく、だいたい柳楽優弥と大泉洋が昭和の芸人を演じるなんて、今どきの俳優でキレイすぎて無理があるだろ、と思った。ところが予告編をみてビックリ!柳楽君、殿そっくりじゃないか!…
マシュー・ヴォーン監督作品に外れなし!と意気込んで観に行ったら思いっきりズッコケてしまった前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。マシュー・ヴォーンですら駄作を作るんだ・・と、ある意味衝撃的だった前作なので、この3作目にして、キングスマ…
超が付くほどの名作を、同じ監督が(ジェンダーは変わったが)何十年ぶりかで作る続編は面白いに違いない!と疑いなく思い込む癖を、そろそろ治さないといけない。 まず本作が、前作『マトリックス レボリューションズ』のちゃんとした?続編だったのには驚…
角川映画45周年を記念した角川映画祭が、テアトル新宿その他劇場で11月19日(金)~12月16日(木)まで開催されており、角川映画の第1弾作品であった『犬神家の一族』を鑑賞してきた。 初公開が1976年。さすがに映画館では観たことがなく、劇場での鑑賞は今…
ちょっと前に公開された『シャン・チー/テン・リングスの伝説』もそうだが、そもそも『エターナルズ』という作品がマーベルにあったことすら知らなかったし、予告編をみてもヒーローたちがいかにも地味。・・しかも「目からビーム」キャラまでいたので、「こ…
テレビドラマの劇場版をわざわざ映画館まで観に行くなんて、生涯で初めてかもしれない(しかも公開初日にいそいそと・・)。 だいたい日本のテレビドラマの劇場版なんてアホらしい!と小馬鹿にしていたが、テレビ東京系「ドラマ24」の『きのう何食べた?』は…
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『DUNE』がもし完成していても、さほど観たいとは思わないが(『ホドロフスキーのDUNE』で十分)、独特のセンスを持ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン』であれば、それなりの作品に仕上がっているだろうと期待し…
「午前十時の映画祭11」にて、黒澤明監督『赤ひげ』を鑑賞。 前回の『隠し砦の三悪人』はTOHOシネマズ新宿で鑑賞したが、10時50分からの上映だったので朝は余裕があったのに、なんと今回は上映開始が9時だと!さすがに9時はムリ!ってことで、今回はちょっと…
2019年度の「午前十時の映画祭10-FINAL」をもって終了となった「午前十時の映画祭」が、「午前十時の映画祭11」として早々に復活した。ただ「午前十時」と一口で言うが、実際に最寄りの映画館までは自宅からドア・ツー・ドアで最低1時間はかかるだろう。休日…
主演のシム・リウだが、マーベルヒーローなのにまるで、三宅裕司か赤井英和を若くしてさらにさらに地味にしたようなヴィジュアル。こんな人を主役に据えて大丈夫なのかマーベル?と他人事ながら心配になった。しかも原作を全然知らないという、自分的にはあ…
自分的にはそれこそ「モブ」映画だったので完全スルーのつもりだったが、ツイッターのタイムラインで面白かった!という感想が多く流れてきたので、じゃぁ行ってくっか!となった。 映画、フリー・ガイ観て来た!元来ピクサーなどに採用されるようなアイディ…
ネット上の映画レビューサイトではアベ応援団がこぞって記入しているのか、当然のごとく星1つで批判の嵐。「反安部~菅政権の人物にばかり取材した偏った作品、観る価値なし!」 ・・まぁここ数年、なにかと政権サイドと揉めてきた河村光庸氏のプロデュース…
本作、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の10作目の作品になるそうだが、とにかくDCEU作品はどれもこれも子供だましのダメ作品ばかりで、今どきのスーパーヒーロー映画を製作するにはあまりにもセンスが無さ過ぎると言わざるを得ない。 とりわけDCEU3…
遅ればせながら話題作『アメリカン・ユートピア』を観たのだが、コレ、ここ数年間観た映画の中でも出色の出来だと思った。 観るまでは正直、ふーん、デヴィッド・バーンのライブ映画か~。そして予告を観たらトーキング・ヘッズの楽曲だったので、あ~また『…
B級感タップリな、往年のトロマ映画のようなゴアSF作品を期待して鑑賞。 マイナー作品ながらネット上では結構話題になっているが、現時点では都内の上映館は3館のみなので、シネマート新宿の熱気は想像以上だった。 シネマート新宿も、「力入れ過ぎだろ・・…
主演のキャリー・マリガンが演技上手で、演じたキャラも立っていたので観終わった後もなんとなく面白い映画に錯覚してしまうが、しかし粗の多いストーリーはいかにも新人監督の作品って感じで、なんでこんな映画がアカデミー賞脚本賞を受賞したのか甚だ疑問…
絶対おもんない映画やろな・・と期待値ゼロで観に行ったら、意外と面白かった・・・の巻。 マーベルのにぎやかし映画アベンジャーズ・シリーズのにぎやかしの中でも、なんで単なる人間でパワードスーツも着ていないのに、神様とか宇宙人とかモンスターとか魔…
塚本晋也監督の第2作目で初のメジャー作品である『ヒルコ/妖怪ハンター』が、公開から30周年を記念してレストア&リマスター化され、テアトル新宿で公開されるということで、舞台挨拶つきの初回上映を鑑賞してきた。 初めて本作を観たのは少なくとも初公開…
もう先月になってしまったが、渋谷シネクイントで開催されていた小林啓一監督作品特集上映より、舞台挨拶つき『ぼんとリンちゃん』を鑑賞した。 『ぼんとリンちゃん』が劇場公開されたのは2014年9月。公開当時は作品について全然知らず、後に名作とのうわさ…
他の映画鑑賞時に映画館で初めて予告編を観たとき、あまりに『All You Need Is Kill』過ぎてさっぱり興味が沸かなかったが、「意外と面白い」という評判だったので観てきた。あの奥浩哉先生も絶賛してたし。 映画、コンティニュー観て来た!オールユーニード…
大林宣彦監督が逝去されてからはや1年・・その1周忌の特別イベントとして、池袋の名画座「新文芸坐」にて名作『転校生』が上映されるとのことで、懐かしさに駆られ観に行ってきた。なお当日は、初公開だという大林監督の肉声インタビューと、奥様である大林…
『女神の見えざる手』以来ファンになった名優ジェシカ・チャステインが凄腕の暗殺者を演じるアクション映画ということだが、それほどアクションに長けた俳優さんとも思えないので、あまり期待せず観に行った。 しかし女性が主役のアクション映画と言えば、20…
GO綾野というよりは故・今井雅之にしか見えない! あの名作『殺し屋1』の山本英夫先生の作品ということで、大いなる期待感を持って読み始めた『ホムンクルス』。頭蓋骨に穴を開けると脳の圧力を下げて血流量が変化するためか、恒常的に意識が明確になったり…
え!?モンスターハンターに、なんで、現代の軍隊が!? なんで、私が東大に!? ・・初めて実写化の報に接して誰もが懸念した点であるが、まぁ異世界に飛ばされた現代の軍人がハンターと共闘してモンスターと闘うというのも、アリといえばアリか。 実際にモンハン…